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弁護士の仕事      三好登志行

2013/06/19

 みなさん、こんにちは。 弁護士の三好です。

 今日は、日ごろあまり馴染みのない弁護士を少しでも身近な存在だと思っていただくために、弁護士の1日を紹介しようと思います。

 弁護士って、普段、どれくらい事務所にいると思いますか?

 今、手帳をざっと見返したら、 週の半分くらいは、 何かの予定が入ってて事務所をあけています。 例えば私の場合、 月曜日午前中は、神戸少年鑑別所、神戸家裁。 月曜日の午後7時からは神戸市内の依頼先の会社で会議。 火曜日の午後は、神戸市の社会福祉協議会の相談担当、午後6時からは神戸大学の大学院で学生の指導。 水曜日は、一日事務所で打ち合わせ。 木曜日の午前中は姫路の家庭裁判所で裁判。 木曜日の午後3時からは、弁護士会で会議。 金曜日の午前10時からは明石の裁判所で裁判、 金曜日の午後2時からは神戸の家庭裁判所で少年事件の記録閲覧、午後3時半からは同じ裁判所で離婚の裁判 といった具合です。

 こうやってみるとほとんど事務所にいませんね。

 弁護士が普段どんな仕事をしているかは、 なかなかイメージが付きづらいと思います。

 

 上記のうちから神戸少年鑑別所での仕事を例をとって仕事を紹介したいと思います。

 

 神戸少年鑑別所に行くのは、 少年事件の少年と面会するためです。

  少年事件とは、 14歳以上20歳未満の少年が、犯罪を犯した場合のことをいいます。

  対比される言葉として、成人事件という言葉もあります。

  少年が警察での取り調べなどを終えると、 すべての事件が家庭裁判所に送致されることになります。 これを全件送致主義と言います。

  少年事件で、「逆送」という言葉を聞かれたことがある人もいると思います。 これは、家庭裁判所に送られたのち、再び、検察庁に送り返す事です。 この逆送の手続きが取られた場合、成人事件と同じ手続きが取られます。

 逆に、逆送されなければ、 少年事件特有の事件の進め方になります。

 それを少年審判といいます。

 私が、少年鑑別所に行っていたのは、 この少年審判の準備のためです。

 少年審判の準備のため、少年といろんなことを話し合います。

 例えば、今回、なんで事件を起こしてしまったのか、その原因はどこにあるのか、 友達関係なのか、生活の乱れなのか、いつから生活が乱れ始めたのか、人生で一番最初に悪いことをしたときどういう気持ちだったか、今回、どんな気持ちだったか、今回の事件で誰に迷惑をかけていると思うか、今後、どうやって生活を立て直していこうと思っているのか、友達関係はどうしていくつもりなのか、被害者の方に対してはどういう気持ちなのかなどなど他にもたくさんのことを話し合います。

 そして、そうした話し合いの中で、自分の中でどういうところが足りていないのか、 その部分を補うにはどうすれば良いのかについて、 自分自身で答えを見つけてもらいます。

 確かに、私の方からヒントを与えることもありますが、 こちらからこうした方が良いといっても、 結局本人が気づいてくれなければ意味がないので、 できる限り本人に考えてもらうようにします。

 数回にわたる面接を通じて本人に徐々に考えを深めていってもらいます。

 そして、審判の日を迎え、我々、付添人(少年審判に付き添う弁護士のことをこう呼びます)は、裁判所に対して、少年は、事件当初と比べれば、これだけ内省を深め、変わってきているので、今回は、こういう処分が相当であるとの意見を述べます。

 少年事件のイメージをご理解いただけたでしょうか。 少年事件では、他には親との面談、被害者との交渉、裁判所調査官との協議なども行ったりします。

 そのあたりのことは、少年事件についての記事を書くときに譲ります。

 もし万が一、ご自身の息子、娘が犯罪を犯してしまったような場合には、一度遠慮なくご連絡ください。

弁護士 三好登志行(兵庫県弁護士会明石支部)

 

 

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